装いが軽くなればなるほど、身につけているファッション小物が目につくこともあります。ちょっとしたおしゃれ心を満たしてくれるもの、日常的に使っているものなど、ビジネスシーンに取り入れられる小物は様々です。この機会に、小物使いについて考えてみましょう。
シンプルなネクタイピンで若々しさを演出
ネクタイ着用時にネクタイピンをつけるか、つけないかは、それぞれの好みです。ネクタイピンはワンポイントのアクセサリーとして、ちょっとした個性を出せるアイテムとなっています。
ひと言でネクタイピンといっても、さまざまなタイプがあります。大きく分けると、ネクタイをはさむクリップ式タイプと刺して留めるタイプがあり、一般的なのはクリップ式です。
ネクタイピンの本来の役割は、結んだときのネクタイの2本の先が乱れないようにすることです。
明確な決まりはありませんが、ネクタイピンをつける位置は、上着を着たときにVゾーンからちらりと見える位置、つまり上着の第一ボタンのやや上くらいです。上着を脱いでいるときは、それより下の位置でも大丈夫です。
デザインはお好みですが、形や彫りが凝ったものよりも、シンプルなものの方が若々しい印象に見えます。
同じベルトをずっと使っていませんか?
服装はカジュアル化が進んでいますが、装いが軽やかになるほど目立ってくるのが、身につけている普段使いの小物です。
とくに目に付きやすいのが「ズボンのベルト」。
1本のベルトをずっと使っているという人は少なくないようですが、そのベルトの「傷み具合」は大丈夫でしょうか。毎日同じベルトを締めていると、当然ながらシワや革の摩擦による傷みが出てきてしまいます。
ベルトの傷み具合は他人から目につきやすいものです。とくに正面のバックル付近は目立つので、スリ切れがないか確認してみましょう。
ビジネスシーンで守るべきルールは、黒の靴には黒のベルト、茶の靴のときは茶のベルトというように、ベルトの色と靴の色を同じにすることです。靴は黒が多いので、黒のベルトは2~3本持つのが理想です。
毎日とは言わずとも、ある程度のローテーションを組んで使い回すことが、長く使うための秘訣ともいえます。
Check Point
1.お手持ちのアイテムを確認
手持ちのタイピンやカフリンクスには、どのようなものがあるでしょうか。まずは自分の持っているアイテムを確認して、使えるか使えないかを判断しましょう。
2.いつものベルトをチェック
仕事用で使っているベルトは何本あるでしょうか。手持ちが少ない人は、日常使いのベルトが傷んでいないか、自分の目で確認してみましょう。
3.ちょっとした小物使いの楽しみを
ネクタイピンは、5000円程度で手に入れることができます。女性からのプレゼントとしても喜ばれそうです。