「良い表情」と言われる、口元と目元のポイントとは?


人にはいろいろな表情があります。心の内が無意識に出てしまうのも表情なので、まずは自分の表情に気をつかい、さらに、相手の表情の変化を素早く知ることで、コミュニケーション力を高めていきましょう。

口角が軽く上がっているのがベスト


毎日、鏡は見ているとしても「自分の表情が把握できていますか?」といわれると、自信をもって「はい」と答えられる方は多くありません。

顔には表情筋と呼ばれる30種類以上の筋肉があり、それが相互に作用することで、人間の複雑な表情を作り出しています。表情を知る第一歩は、ご自身のニュートラルな表情、いわゆる“素の状態”を知ることから始まります。

次に、チェックしないといけないのは口元。唇の両端である口角が軽く上に上がっている状態が一番良い状態です。逆に明らかに下がっている人は、それだけで「不機嫌そう」「意地悪そう」といったマイナスの印象を与えてしまいます。口を閉じた状態で奥歯を軽くかめば、意識的に口角を上げることができます。

「楽しい笑い」と「礼儀としての笑い」

アメリカの表情研究の権威・ポール・エクマンによると、人間には大きく分けて7つの感情(悲しみ、怒り、驚き、恐れ、嫌悪、軽蔑、幸せ)があり、それぞれが万国共通のはっきりした顔の表現をもっているといいます。

人間は1万以上もの表情を作ることができるとしていますが、「悲しみ」を感じているときは、唇の両端が引き下げられる、「怒り」を感じているときは、眉毛を寄せて下げ、眉間にシワが寄る、「嫌悪」を感じているときは上唇が上がる、といったような共通点が見られることを研究で発表しています。
 
そうしたなかで興味深いのは、「幸せ」の象徴である笑顔について。楽しくないときでも、ひとつの礼儀として示される「あいそ笑い」があります。楽しい笑いかそうでないかという違いは、目の周りの筋肉の動きの有無によって見分けることができます。

「目が笑っていない」というように、ここの筋肉は、真の感情や同意できるときのみ動く部分といわれます。そのため、目の周りを観察することで、相手の笑いがどういうものかを把握できます。
 
また、思い通りにならないことがあった、不愉快な思いをしたというときは、それが微妙な表情の変化として現れてしまいます。そんなときは、トイレに行って鏡の前で表情をリセット。鏡の前でニュートラルな表情になったことを確認すれば、新たな気持ちで次の行動が起こせます。ぜひ、お試しください。

Check Point

1.ニュートラルな顔を把握する
自分の顔を鏡に映して“素の顔”を把握。口角が下がっていないかチェックしましょう。

2.2つの笑顔の違いを確認
自分自身の本心からの笑いと、あいそ笑いのときの表情の違いを把握しましょう。

3.目のまわりをすっきり
目を思い切り閉じる、大きく見開く、それを数回繰り返します。笑顔と関係の深い目もとの動きをスムーズにする準備運動になります。

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