人の印象を左右するには、さまざまな要素があります。年齢を重ねるほど重要視しなくてはならないのが「清潔感」。顔まわりの身だしなみを中心に、「清潔感」のポイントを押さえておきましょう。
年々、意識を高める必要があるのが「清潔感」
ビジネスシーンだけでなく、どんな場合においても「清潔感」を感じさせるかどうかは、人の印象を大きく左右します。スーツのズボンの折り目がしっかり入り、シワや汚れのない装い、といった服装はもちろん大切な要素。それと同時に、ご自身の身だしなみについて、年齢を重ねるほどに「清潔感」を意識することが大切になります。
朝、出社の準備をして、ご自宅を出る前、鏡の前で、以下の顔まわりの身だしなみについて確認してみましょう。
<チェックポイント>
1)伸びすぎている眉毛はないか?
2)目やにはついていないか?
3)耳アカ、耳の汚れはないか?
4)鼻や耳から毛は見えていないか?
5)ひげの剃り残しはないか?
6)歯の色は健康で、汚れはないか?
7)唇は荒れていないか?
8)肩にフケは落ちていないか?
顔の脂うきを押さえれば清潔感もアップ
男性は女性に比べて、ご自身の顔を鏡で見る機会が少ないもの。食事の後にトイレに行くなど、鏡でご自身の清潔感を確認する習慣をつけることも必要です。
食事の後のチェックポイントは、「目もと、口もとに汚れがないか?」「歯に汚れや食べかすがついていないか?」がメインのチェックポイント。とはいえ、爪楊枝を人前で大胆に使うのは、決してスマートな姿ではありません。
食後には歯磨きをするのが理想ですが、それがむずかしい場合は、マウスウォッシュを使ったり、ガムを噛むこと。水で口をすすぐだけでも口臭予防に役立つことを覚えておきましょう。
また、とくに人と会う前にチェックしてほしいのは、顔の脂うき。ある化粧品会社の調査によると、「男性の肌は女性に比べると、水分蒸散量が2倍以上と多く、皮脂量が約3倍」という結果が出ています。顔に浮き出た脂は、ティッシュペーパーで押さえるだけで、見た目もすっきりして、清潔感をアップさせます。
女性がお化粧直しをするように、男性も“清潔感の維持“という意味でのチェックは欠かせません。ボス自らが鏡を見る機会を増やさないといけませんね。
Check Point
1.毎日、鏡の前で8つをチェック
顔まわりを中心とした身だしなみチェックを、出社前の習慣にしましょう。1日のスタートとして身だしなみを整えることはとても大切です。
2.鏡を見る時間をおしまない
忙しい時間のなかで、鏡でご自身をチェックする時間を惜しんではいけません。「清潔感」は大きく印象を左右することを心しておきましょう。
3.顔の脂うき解消アイテム
簡単に汗をふき取ったり、べたつきを解消する専用アイテムが発売されていますので、こうしたアイテムを積極的に使いましょう。