いくつになっても“涼しげな顔”といわれる秘訣とは?


顔まわりの清潔感を大きく左右するのが、顔の脂うき。「若いときよりも顔が脂っぽく感じる」というのは気のせいではなく、加齢による肌の変化が原因です。いくつになっても、いつも涼しげな顔でいるためのポイントをチェックしてみましょう。

肌のキメや色の変化が“ギラつき”の原因


 汗ばむ季節、男性でも女性でも、いつでも涼しげな顔をしている方がいます。この涼しげな顔かどうかの決め手となるのが、「顔の脂うき」。一般的に「てかり」とも「ギラつき」ともいいますが、それによって印象は大きく変わります。
 
某化粧品関連メーカーが、男性の顔の肌の状態について調査したところ、悩みで上位を占めたのは、あぶらっぽさ、てかり、ギラつきといった皮脂に関するものでした。さらに女性から見た印象も、顔の皮脂によって清潔感が大きく変わるという結果が出ています。

男性の顔の皮脂分泌量は、20歳代をピークに加齢に伴って緩やかに減少していきます。若い人の肌は、皮脂が多くても見た目にギラついた印象があまりありません。ところが、年齢を重ねると、見た目に好ましくないギラつきが生じてきてしまいます。

それは一体、どうしてなのでしょうか? その原因は、肌のキメと色の違い。紫外線や乾燥をはじめ、さまざまな要因から、肌は年齢とともに変化していきます。肌のキメは粗くなるほどギラついた印象になり、肌の色は暗くなるほど、また、赤みが強いほど、ギラつきが目立ちやすくなります。

こうした加齢による肌変化は、もちろん女性にもありますが、お化粧することで肌変化を目立たなくしています。

ひと手間かければ清潔感もグンとアップ!

女性はティッシュや脂取り紙などで、皮脂を取ってから化粧直しをするのが一般的です。男性用としては、皮脂を取る目的の「脂とりペーパー」がドラッグストアなどで200~300円程度で発売されています。

顔が汗ばんだり、脂っぽくなったと感じたときに、このシートを顔に当てたり、拭きとったりすれば、見た目も気分もすっきりします。若者たちの必需品となっていますが、より清潔感を気づかうべき、まな・ボス世代の人こそ、使ってほしいアイテムです。

暑い季節に外でしたたる汗とは違い、顔の皮脂は、エアコンのきいた室内にいても出るもの。人に会う前には、フェイスペーパーやティシュで、顔まわりを拭きとること。このひと手間をかけるだけでも、清潔感は確実にアップすることを覚えておきましょう。

Check Point

1.鏡を見る機会を意識的に増やす
女性に比べ、男性は1日に鏡を見る機会が少ないもの。身だしなみチェックと自信をもつ意味でも、鏡を見る機会を増やしましょう。

2.フェイスペーパーを購入
お手頃価格で清潔感を得られるフェイスペーパーを使ってみてください。専用アイテムならば、すっきり感も違います。

3.人と会う前の習慣にする
鏡を見るだけ、から一歩進んで、人と会う前に必ず“ギラつき”を取ることを習慣にしたいもの。室内にいても顔の皮脂は出ています。

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