セクハラ、パワハラと言われないために知っておきたいこと


先日、カフェの隣の席から、「セクハラと言われるから何も注意ができない」という会話が聞こえてきました。言い方一つで伝わり方が違うこともありますが、当たり前の注意を部下にできないのも、それはそれで問題かもしれません。

注意ができないボスでいていいのか?


 最近、「セクハラと言われるから」という言葉を耳にする機会が増えました。

 セクハラ、パワハラの訴えは対応を間違えると大きなトラブルに発展しかねない問題ですので、出来るだけ回避していきたいものです。

 多くのボスが、部下に注意するとき「セクハラと言われないためには?」という質問をされることがあります。

 そして状況を聞いてみると、明らかに「社会人としてどうなのか?」と感じることも多く、「セクハラと言われるから」という理由で注意しない事の方が問題のように思いました。

 言い方次第ではありますが、良くないことを正す注意をしない、注意ができない上司でいいのかという疑問も残ります。

 そのような話を、ある経営者の方と話していたとき、自社の一つのやり方として「社員の在るべき姿」をすべて明文化している、と言ってそれを見せてくれました。

当たり前のことを、あえて明文化する

これには、以下のような内容が含まれていました。

社内外での挨拶
電話の取り方
顧客対応の仕方
言葉使い
報告の仕方
経費申告などの事務処理
服装や身だしなみ

などなど

 想定できるシーンの「こう在ってほしい社員像」が箇条書きになっていました。

 ここまで細かく設定していることで、決まり事が多いという声が出ないかと思ったのですが、それは「全くない」ということでした。

 一つひとつは、どれも決して難しくなく、社会人としては当たり前のことばかり。

 「守れているか」「守れていないか」、これが注意するかどうかの判断基準となります。

 守れていなければ、必要となれば注意をする、ただそれだけのシンプルなやり方です。

 セクハラ、パワハラというのは、シンプルに考えると、個人の価値観の押し付けをすることかもしれません。

 個人の価値観から、企業としての共通の価値観へ変更をするのも、一つの良い解決モデルといえるのではないでしょうか。

Check Point

1.社内規定を再確認する
社内規定を見直してみましょう。あいまいな部分、より詳しく明文化したほうがいい部分などを現状を踏まえて判断してみましょう。

2.あいまいな部分をより明確に
規定内容が捉え方や人によって解釈が違ってくることはないか?誰もがわかる言い方に近づけるように再チェックをしてみましょう。 

3.注意をする必要がある場合には
内容によっては、異性の上司が部下に注意するよりも、間に同性の人に入ってもらうほうがスムーズにいく場合もあります。

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