「ちょっと変化をつけたい」「印象を変えたい」というとき、顔で一番目立つ目元に変化をつけるのが効果的。輪郭や見せたいイメージに合わせたメガネ選びの基本を知り、魅せるアイテムとして活用していきましょう。
レンズの大きさの基本と輪郭とのバランス
メガネは、視力を補うという本来の目的に加えて、いくつかのメガネを“着替える”感覚でつけ替えるという人も多くなりました。
最近はメガネもお手頃な価格で手に入るので、遊び心を満たしてくれる個性的なメガネをかけて楽しむのもよいですね。とはいえ、ビジネスシーンとなると、やはり基本をおさえ、どのように見られたいかを意識したメガネ選びが必要になります。
まず、メガネのレンズの大きさの基本です。大きさの目安は、まゆ毛の上から、あごの先までの長さの3分の1以内。最近の流れとしては、やや小さめが主流となっています。
現在はレンズの技術開発により、遠近両用でもほぼ近視用と同じくらいの大きさと厚さにすることが可能。そのため「老眼だから」という制約を受けることなく、メガネも好きなデザインを選ぶことができるようになりました。
デザインが気に入っても輪郭に合うか、それも重要なポイントです。メガネの形と輪郭の関係は、丸顔の方は四角いレンズのもの、四角い顔の方は丸いレンズのものを選ぶと、全体的なバランスが取れます。
魅せたい印象に合わせて形や素材を選ぶ
比較的、誰にでも似合うのは、フレームなしの2ポイントのメガネ。あまりメガネを目立たせたくない、という方にはおすすめのタイプです。しかし、機能性に加え、目もとにアクセントをつけたいのであれば、ご自身の見せたい印象に合わせたデザイン選びが必要になります。
今よりも凛々しさ、シャープな印象を出して、ビジネスでの信頼感を得たい、という場合は、メタルのフレームで、全体的に角ばった直線的な形のものが最適です。
反対に、いつも近寄りがたい、話しかけにくいと言われる人が、親しみやすさや温和さを意識的に出したいという場合は、落ち着いた色のセル(プラスティック)フレームで、角のない全体的に曲線的な丸みを帯びたものがおすすめです。
かけたときに目立つのが、テンプルと呼ばれるツルの部分。柄や彫り模様が入っていたり、レザーやウッドなど素材を変えているものもあります。テンプルのデザインは個性が出せる部分ですので、横顔に自信をもつためにもこだわってみるのもいいですね。
Check Point
1.お手持ちのメガネをチェック
メガネのレンズの汚れは、とても目立ちます。お手持ちのメガネがあれば、レンズがきれいな状態を維持できているかをチェック。
2.鏡で輪郭とのバランスを確認
お手持ちのメガネのレンズは、基本となる大きさに比べてどうか? 輪郭とのバランスに違和感がないかを鏡で確認。
3.魅せたいイメージでメガネ選びを
テレビや雑誌を見るときにも、メガネをかけている人をチェックしてみましょう。自分で好感度が高いと思うメガネはどんなタイプですか?