知っておきたい!お酒の席でのマナーとちょっとした気づかい


異動の多い時期は、ビジネスシーンでもお酒を飲む機会が多くなります。社内の部署や世代、社外では業界の違う人など、相手が誰であっても同席したら、距離を縮める貴重な機会と考えて、コミュニケーションを深めるのも大事なことです。

乾杯やお酌のとき、無意識にやっていませんか?


年齢やポジションが上がるほど、「お酒は注がれて当たり前」という意識がありませんか? お酒の席で相手に与えた印象は、後々まで印象深く残るものです。ビジネスシーンのお酒の席では、まな・ボスならではのマナーと気づかいも必要です。

始まりの「乾杯!」の声で、ビールなどを一気に飲み干し、「ドン!」とグラスをテーブルに置いている方が少なくありません。これは勢いづけのように、無意識でやっていることが多いようです。ですが、決して品が良い行為とはいえず、周りの人に次の1杯を催促している印象を与えます。グラスは静かに置く、これも小さな気づかいです。

 「1杯どうぞ?」という声かけは、相手の方と抵抗感なく距離を縮めることができるもの。お酌はビールですることが多いですが、注ぐときに瓶の口をグラスの縁につけないことがポイント。瓶の口は安定しますが、注がれる側に重量感がかかることを知っておきましょう。

また、清潔志向が高い人のなかには、ビール瓶の口が、自分が口をつけるグラスの縁につく、ということを気にする人もいるようです。

印象を大きく左右するハンカチ1枚

お酌はきっかけ作りであり、その後の適度なやり取りが重要になります。気を付けてみていると、相手にお酒をすすめているとき、同時に「私にもついでほしい」というサインであることも多いようです。急に声がけをされたときには、相手のグラスを見て、察することも大切な気づかいです。

お酒の席へ忘れてはいけないのがハンカチ。きれいでシワのないハンカチであることが条件です。ハンカチがあれば、飲み物などをこぼしたとき、慌てずにまずは自分でフォローができます。

もし、近くの人がそうした場合にもサッと差し出すこともできます。冷静にこのハンカチ1枚を差し出せるかどうかで、印象は大きく変わります。お酒の席での印象アップの小道具として、ぜひ、忘れないようにしましょう。

Check Point

1.まずは自分のやっていることを確認
お酒の席で、乾杯の後、お酌をするとき、いつもご自身がやっていることを確認してみましょう。

2.清潔なハンカチの携帯
実際に使うものと、外出用のものの2枚があるのが理想的。ポケットに2枚でなく、外出用は鞄に入れておけばOK。

3.客観的な意見に耳を傾ける
無理なく聞けるのはご家族。お酒の席でのご自身の言動や行動について、問題がないか、客観的な意見に耳を傾けることも重要。

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