部下の人の話を聞くときの表情と態度、注意できる?


人の話を聞くときの態度がその人の印象を大きく左右することがあります。人と話しているとき、相手の気になった態度やクセはありませんか? ちょっと気にしてみると、いろいろと見えてくることがあるものです。

人それぞれ考えや違った価値観がある前提で


 職場は、価値観や年代の違った人たちと仕事のためにコミュニケーションをとることが多い場です。

自分よりもずっと若い人とコミュニケーションを取るとき、その態度や言動に違和感があることもあるでしょう。

「聞いているのか、聞いていないのかわからない」と思うこともあるかもしれません。

  「若者」とひとくくりにしてしまうのは乱暴ですが、その価値観や考え方は、確実に40代や50代とは違うことを前提にするのが円滑なコミュニケーションのポイントです。

目上の人が気になる表情やクセ、言動について、本人がわかっていない場合も多いようです。

とくに、人の話を聞くときの表情や態度については、具体的に言葉で伝えて本人に気付かせることが重要。これは上の立場の人からしかできないことなので、気になったときにわかりやすい言葉で指摘することが必要です。

気になる点、問題点とその理由を考える

 ある20代女性の例です。

彼女の最初の印象は、人の話しを聞いているのかいないのか、はっきりしないというものでした。具体的には、質問に対する反応や返答の内容とタイミング、聞いているときの表情に積極性が感じられないという状態でした。

 ところが、実際に回数を重ねて深く話しをしてみると、積極性がないというのは思い込みであるということがわかりました。

彼女の返答に時間がかかる理由は、じっくりと言葉を選んでいるからであり、一度言葉にするとそれはもう消すことができない、という強い意識によるものでした。

人に与える印象と、本人がその状態である理由には大きな隔たりがあったわけです。

 彼女には気になる点を指摘し、その良し悪しが自分の印象や人間関係にも影響を与えることを説明しました。

問題点を指摘されたことで彼女自身も意識をするようになり、指導終了時には、話しを聞いているときの表情やうなずきなど、「話しをしっかり受け止めよう」という意識が伝わってくる、とても話をしていて心地良い人に変わりました。

 話しを聞くときの態度や表情が気になる部下がいる場合、まずは本人に現状を気付かせることが大切です。

変化が出てきたときには、それを「ほめる」ことで好循環も生まれそうです。

Check Point

1.自分自身の態度を見直す
健康関連の話題は中高年が中心と思いがちですが、最近は年代を問わず、意識の高い人が増えています。相手に聞くばかりではなく、自分でも話題にできるネタをもつことが必要です。

2.気になる態度や表情、クセは?
部下と話していて、自分が気になるのはどんなことなのかを確認しておきます。落着きのない視線や反応の悪さなど、何が一番気になりますか?

3.本人に気付きを促す問いかけを
気になる点をどう本人に伝えるかが重要。「気付いている?」と問いかけるようにすると、相手も抵抗感が少ないようです。

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