対面でもオンラインでも信頼される「きちんとした人」とは?


ビジネスシーンでは、相手から信頼を得ることが何よりも大切。やりとりを通して、少しずつ積み重ねていく信頼はもちろん大切ですが、一瞬にして、「信頼に値する人かどうか」を見極められてしまうこともあります。信頼につながるポイントを、「きちんとした」をキーワードにみてみます。

信頼獲得のためのキーワードは「きちんとした」


 あるメーカーの販売成績上位者の集まりでの話です。

全国から選りすぐりのトップ営業職が集まっていましたが、営業スタイルは人それぞれ、経験と実績に基づいて自分に合ったやり方を確立されている様子でした。

 話を聞いてみると、彼らもお客様から信頼を獲得することは大きな課題であると考えていました。

信頼は、得るまでに時間がかかり失うのは一瞬である、とよくいわれます。

営業経験が豊かな人であれば、経験則に基づいた成功の方程式があるかもしれません。

しかし、誰でもできて、どんなお客様にも通用する信頼の獲得法を見つけるのは、そう簡単なことではありません。

 その点を踏まえた上で「信頼を獲得するために必要なこと」を聞いててみると、「きちんと見えること」「きちんとした対応をすること」といったように「きちんとした」というキーワードが出てきました。

さて、「きちんとして」見えるためには、何をそうすればいいのか――?

視覚的要素で「きちんとした」情報を与えることが第一

 人間は、五感のうちの視覚的要素、つまり目で見た情報によって多くのことを判断します。

五感から得る情報のうち、8割以上を目で見た情報で判断するというデータもあります。

視覚情報で「きちんとしている」情報を与えることが重要であるため、営業職であれば、服装や身だしなみなどの見た目全般を気づかうことが、きちんと見える第一条件となります。

 具体的にいうと、服装全般では、「サイズが合っていること」「ズボンの折り目がきちんと入っていること」「汚れとシワがないこと」の3つがあげられます。

身だしなみについては、とにかく「清潔感を第一」に考えることが重要です。

ヘアスタイルやスキンケアをはじめ、ハンカチや靴などの身に着けている持ち物、汗やたばこのにおいまで、清潔感を感じるか、感じないかで大きな違いが出ます。

最近はオンラインでのコミュニケーションも増えてきましたが、やはりここでも見られているのは確かです。実際に、「寝起きのような顔と髪型だった」「ヨレヨレの部屋着を着ていた」といったネガティブなコメントも耳に入ってきました。

また、「上半身だけ服装をきちんとしていて、下半身の服装が乱れているのを見られてしまった」というような失敗も聞こえてきます。見えていない部分も身なりを整えるのが、オンラインでの「きちんとしている」状態といえそうですね。

 部下の方に「きちんとするように」という注意をするときも、その具体的なポイントを指摘できれば、説得力がより高まります。

おしゃれの前の第一歩、まず、「きちんとする」ことで、お客様の信頼につなげていきましょう。

Check Point

1.自分にとって「きちんとした人」とは?
「きちんとした人」というと、どのような人が浮かびますか?自分が考える「きちんとした人」像を明確にして、どんなところを見ているのかを確認してみます。

2.きちんと見える服装ポイントをチェック
服装全般のきちんと見える3つのポイントを、まずは自分でチェックしてみましょう。ご自身はもちろん、部下は3つとも大丈夫ですか?

3.常に清潔感のある身だしなみを
いつも清潔感を意識していることが重要。清潔感が感じられない人がいれば、どこが問題なのか考えてみす。部下には、どこが問題か助言できるのが理想です。

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