健康的な印象を大きく左右する寒い時期の乾燥対策


空気が乾燥する寒い季節は、肌トラブルが起こりやすいもの。ちょっとひと手間をかけた乾燥対策をするだけで、見た目の印象は大きく変わります。乾燥しやすい手指や唇のケアから、のどの保湿につながるマスク着用着用までチェックしてみましょう。

男女とも肌の水分量は年をとるほど確実に減っていく


 冬は空気の乾燥が原因となり、さまざまな肌トラブルが起こりがちです。肌のコンディションの良し悪しは、健康的な印象を大きく左右します。
 
毎日、肌のお手入れや化粧をしている女性に比べ、男性はその必要がない、と思われがちです。一般的に男性の皮脂分泌量は、20代と40代では大きな変化はありませんが、肌を健やかに保つ水分の量は、男女とも加齢によって少なくなっていきます。「かさかさする」「乾燥する」と感じたら、肌を「保湿」することは、男女問わず必要なことのです。

 初対面の方との名刺交換、社内での書類の受け渡し、握手をするとき。そのとき、目立つのが手指の荒れ。指先のヒビ割れや手のがさつきを防ぐためにも、毎日、保湿力の高いハンドクリームを塗ると効果的です。出勤前とお風呂上がりにつけるだけでも、肌の感触は大きく違ってきます。

 また、会話中、どうしても目がいくのが相手の口元。唇が乾燥してガサガサ、皮がむけて割れている・・・これでは不健康な印象を受けます。理想的なのは、乾燥してきたな、と感じたらリップクリームをつけること。今はドラッグストアで男性用薬用タイプや、口紅形状でない指で塗るタイプもあるので、自分で使いやすく抵抗感のないものを選びます。

エチケットと礼儀をわきまえたマスク

 口元やのどの保湿を考えると、マスクの役割は重要。風邪の予防的着用であれば、人と会うときにははずすこと。しかし、「せきエチケット」と言葉があるように、せきが出ているならばマスクをするのは必須と考えます。せきが出ていても仕事を休めない状況のとき、気づかうべきは、他の人へうつさないための最大限の配慮です。

 とはいえ、初対面の方、目上の方とお会いするとき、「マスク姿では失礼では?」というご問もあります。そんな場合は最初に、風邪をひいたこと、マスクをしていることを、まず、お詫びすることが重要です。マスクをして話すときは、相手が聞きやすいようにいつも以上にはっきり話すことを心がけます。

 着用するマスクもさまざまなタイプが発売されていますが、ポイントとしてはヒモの跡が頬につかない形、大きさのものを選ぶこと。これは人それぞれ違いますので、長時間、着用していても不快感のないマスクで、ツライ時期は乗り切りたいですね。

Check Point

1.保湿力のあるハンドクリームでケア
長時間、うるおいが続く保湿力の高いハンドクリームでケアをすること。お風呂上がりは浸透力がいいのでたっぷりと保湿しましょう。

2.リップクリームをマメに塗る
がさがさになる前に、マメにリップクリームで保湿することが重要。ポケットに入れてトイレで使えば、人目にもつきにくいでしょう。

3.違和感のないタイプのマスクを
マスクの素材感、におい、デザインなど、人それぞれ好みがあります。長時間つけて違和感のないタイプをストックしておきましょう。

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