注意すべきはどこか? 服装、見た目の注意は具体的に


社内の人の服装や見た目に対して、「もう少しきちんとしてもらいたい」と思ったことはありませんか。注意には具体的な改善策が必要です。的確に注意をするために、おさえておきたいポイントをみてみます。

服装についての3つのチェックポイント


 社内の人について「仕事はできるのだけど」という言葉に続いて、「初対面の印象が良くない」「清潔感がない」というネガティブな言葉が出たことはありませんか。

ビジネスシーンでの見た目や印象について、社内の人間に変わって改善点を具体的に伝えるというセミナーやレクチャーが開催されていることも多いでしょう。

 見た目について口に出して注意するのは、誰にとっても言いにくいこと。そして、「もう少しきちんと」「どうにかならないか」といった言葉では、相手には何を注意されているのか、どこをどう変えればいいのかが全く伝わりません。

注意をするならば、具体的な改善策まで示してあげることが重要なのです。

 例えば、お客様から「どうしてもきちんとした印象に見えない」場合について考えます。まずは服装について、以下の3点を確認してみましょう。

1.シャツの襟がピンとしているか
2.ズボンの折り目がしっかり入っているか
3.靴がきれいに手入れされているか

センスの良し悪しを問う前に、この基本ができていることを確認しましょう。極端なことを言えば、この3点がしっかりできていれば、かなりきちんとした印象になるはずです。

注意できる基本の色柄、目安を知っておく

 ネクタイも「柄が派手すぎる」だけでは改善策につながりません。具体的に、どのような柄ならば問題ないかを伝えることが必要です。

 一般的に、ビジネス用の基本は「ストライプ」「無地」「小紋」「水玉」「チェック」の5つのタイプの柄となっています。

色は「青」「赤」「黄」の3色が基本で、その日に会う人によって、信頼感や堅実な印象を与えたいときは「ブルー系」、積極性やパワフルさをアピールしたいときは「赤・エンジ系」、相手との距離を縮めたい、親しくなりたいという思いのときは「イエロー系」を目安にします。さらにネクタイに使われている色は3色以内にするのが無難です。

 動物や花柄、幾何学模様などは、基本5柄ではありませんし、多色使いのものは、3色という目安からはずれています。ネクタイの色柄は豊富にありますが、この基本を知っておけば、具体的にどのように選べばいいのかを相手に伝えることができるでしょう。

 ある程度のパターンがある男性に対し、女性の服装は自由度が高くなる分、どのようなことに注意すればいいか難しいところです。

ビジネスシーンの大きな目安としては、ジャケットを着るか着ないかで、「きちんと感」が大きく変わります。さらに、そのジャケットは襟のあるテーラードタイプがきちんと見えること、パンツよりもスカートのほうがより正式な場にふさわしい、というポイントだけでも覚えておきましょう。

Check Point

1.「注意すべきはどこか」を明確に
「なんとなく」「全体的に」というあいまいな表現では、注意をしても説得力がありません。具体的に、どこが問題なのかを指摘することが必要です。

2.注意できる基本知識をもつ
本文でご説明した「服装のチェックポイント3点」、ネクタイの色柄についてだけでもいいので、注意できる最低限の知識はもっておきましょう。

3.変化が出たら言葉で評価を
言葉で注意したことによって少しでも変化が生まれたときは、言葉で評価をしてあげることが大切です。他のことへの相乗効果も期待できるはずです。

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