ビジネススシーンの男女アクセサリー使いの良し悪しは?


薄着になると目に入りやすいものに、アクセサリーがあります。男女、年代を問わず、腕時計をはじめ、さまざまなアクセサリーがありますが、基本は「シンプルで華美でないもの」。業界や個人によるものが大きいアイテムですが、知識としての基本は知っておきましょう。

ビジネスシーンでは目立ちすぎないものを


 汗ばむ時期は軽装になり、男女を問わず、胸元を少し開けたり、袖をまくったり、半袖で両手を出したりするため、スーツやシャツの下に隠れていた時計やアクセサリーが目に入ってきます。

ビジネスシーンでつけるものは、シンプルで華美でないものが基本になります。

男性の場合、腕時計にこだわっている人も多くいます。腕時計は、大きく印象を左右するアイテム。本来は、派手なデザインやブランドロゴが目立ちすぎるものは控えるのが基本。時計の印象が強すぎて、相手の方に「ああ、○○な時計の人ね」と言われるのは避けたいものです。

パワーストーンを身につけている人もいます。本来、余分なアクセサリーはおすすめしていませんが、パワーストーンによってメンタル面での安定を得られるという人も多くいます。

実際に、お会いしたピアニストとギタリストは、お二人ともパワーストーンをつけることで「指がスムーズに動く」とのことでした。身につけることが演奏への自信につながっていると言います。

ストーンをつけることで精神的な安定が得られるのであれば、一概にNGともいえません。できるだけビジネスシーンで違和感のない、目立ちすぎないものが印象マネジメントの観点では基本になります。

個性派アイテムには語れるストーリーを

 男性はビジネスシーンで余計なアクセサリーをつけることはおすすめしません。ですが、それにストーリーがあれば、話題作りに一役かってくれるアイテムになります。

明らかにビジネスには適さない、銀のドクロの指輪をしている上場企業の管理職の人がいました。新入社員の頃、名前も顔も平凡なため、営業として相手に覚えてもらえずに大変苦労したといいます。

考えた末、個性的な指輪につけるようにしたところ「ああ、ドクロの指輪の人ね」と覚えてもらえるようになり、30年近くずっとトレードマークとなっているという話もあります。

 女性の場合は、アクセサリーの自由度は高いので、いかにTPOに合わせて選んでいくかが課題です。あえて言うならば、電話やPC作業などに支障が出ないよう、指輪やイヤリングなどは大きすぎないものを選ぶのは最低限の気づかいです。

 職場ではシンプルに、夜は予定に合わせて付け替える、そのオンとオフの切り替えをしっかりしましょう。

また、汗をかく時期は、これまで何でもなかったアクセサリーでも金属アレルギーを起こすこともあります。ファッション性だけでなく、肌への刺激にも配慮したセレクトも大切なことですね。

Check Point

1.普段、身につけているものを確認
一般的に、男性であれば、腕時計と結婚指輪は違和感なくつけているアイテムでしょう。それ以外に身につけているアイテムは、どんなストーリーがあるものでしょうか。

2.男性の腕時計を要チェック
腕時計は人それぞれの好みや価値観が出るものです。周りの男性がどんな時計をしているか、改めてチェックしてみましょう。

3.アクセサリーの違和感のあるなし
男女問わず、自分が感じる違和感のあるアクセサリー使いとはどんなものでしょうか?仕事に合う、合わない、自分の好みなど、感覚をチェックしてみるのもよいですね。

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