リアルもオンラインも「ハレ」の日の準備に必要なことは?


コロナ禍でリアルに大人数が集まる機会は少ないですが、リアルとオンラインを使いこなしたイベントが日常になってきました。リモート一辺倒の生活から、社内外のイベントなどに出席する、スピーカーとして登壇する、そんな機会も出てきます。普段とは違う「ハレ」の場に出ていくときのポイントをみていきましょう。

その場に合わせてアイテムを変える気遣い


 コロナ禍で大きく日常は変化しましたが、オンラインでの実施、リアルとオンラインのハイブリッド型など、状況に合わせたかたちでさまざまなイベントも復活してきました。

 「『ハレ』と『ケ』」という言い方をよくしますが、ここでは「ハレ」の日をビジネスシーンでの非日常で特別な日、「ケ」の日を普段の業務の日々として、説明していきます。

 自分が主役となるイベントはもちろん、スピーチをするときなどは、誰でも「ハレ」の日のための準備をします。リモートが日常となった人は、少しハードルを感じるかもしれません。

けれども、特別な役割がなくても、「ハレ」の場に出席したり同席したりする場合には、服装を中心に、普段とは異なる気遣いが必要になります。これはリアルでも、オンラインでもイベントであれば必要なことです。

 現状では少ないですが、人数を限定して懇親会やパーティを実施することも、今後出てくるでしょう。

平日の場合は、仕事のときと同じネクタイをしたままではありませんか?仕事のオンとオフを切り替えるように、ネクタイを変えるひと手間をかけることで、印象は大きく変わります。

「ハレ」の場にふさわしいのは華やかさを意識した柄です。光沢感のある明るめの色味のネクタイなどは、その代表といえます。

また、withコロナ時代にはマスクが欠かせませんが、このマスクも「ハレ」の日を意識した商品が展開され始めています。シルク素材のもの、伝統的な和柄のものなど、服装に合わせて楽しむのも話題性があります。

特別な日には、胸ポケットにポケットチーフを挿す、シャツの袖口にはカフスをするなども、おすすめです。

普段からするには違和感や照れがあるという人も多いですが、特別な日の服装として、自信をもって採り入れていきたいアイテムです。

準備に時間をかけて自信と余裕を

仕事上、お客様の特別な日に向けて準備のサポートをすることがあります。このとき、時間的な余裕がないために最善の選択ができないことがあります。

例えば、オーダースーツにしたくても、時間的に間に合わない。また、時期的に選べる商品が限られてしまうことや、探しているイメージのものがない、ということがありました。

もう少し早い時期に動いていれば、より選択肢がある状態で準備することができたはずなので、何よりも、時間的に早めに動くことは重要です。

 時間的な余裕は精神的な余裕になり、それが自信につながります。

 ハレの日の場合は、スケジュールの確保や出席人数の確認の意味を込めて早めに案内が来ることがほとんどですので、声がけがあった時点で、早めに準備をするようにしたいですね。

Check Point

1.ハレの日が続く時期の前に予定を自分で確認
自分が挨拶やスピーチをしなければいけない場、社外で出席する会など、改めて自分の予定を確認しておきましょう。

2.オンライン「ハレの日」用の服装は?
リアルな会場からオンラインで配信のイベントなどの場合、その映り方にも配慮する必要があります。映りの良いものを意識的にセレクトしてください。

3.小物を採り入れて華やかさを出す
チーフやカフスは、使う人と使わない人が分かれます。「ハレの日」には、同じスーツスタイルでも、ひと手間かけて小物で華やかさを出しましょう。

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