“パリッ”とした印象はシャツの襟元で作る!


ビジネスシーンの装いのカジュアル化が進んだことで、今では装いの主役になることもあるシャツ。その襟元の印象や素材感の違いなどは、意外にも周りからも見られているものです。シャツ選びの基本を今一度チェックして、ネクタイを締めているときから、ノータイのときまで、そのポイントをみていきましょう。

流行だけでなく輪郭との相性を考えた選び方を


「パリッとしたスーツ姿」という言い方をしますが、この“パリッ”という印象を大きく左右するのがシャツの襟部分です。Vゾーンのなかでも一番顔に近いこの襟部分が、ピンとしてハリ感のあること、それが好印象につながります。

この襟部分は、両襟の開き具合や襟の長さによってさまざまなタイプがあります。定番的な人気となっているのは「セミワイド」と呼ばれる、両襟が90度前後に開いた形です。

この襟の形選びにも顔の輪郭に合わせた基本があり、ふくよかな丸顔、四角い顔の方は「セミワイド」より両襟の開きが狭いもの、面長や細みの顔の方は「セミワイド」よりも両襟の開きが大きいものが顔とのバランスをとりやすいといわれます。

また、シャツの生地選びでポイントとなるのが光沢感。この光沢感は糸が細いほど出やすくなり、それが高級感へとつながります。糸の太さを表す「番手」表示がある場合は、100番を目安にするといいでしょう。色はベーシックな白、ブルーに加え、意外にも薄いピンクは、顔映りを良くし、若々しい印象を与えるのでおすすめです。

行き過ぎたデザインをオシャレとカン違いしない!

ここ数年は、クールビズの影響でシャツが主役となるシーンも増えました。そのとき重要なのは、ジャストサイズの1枚であること。既製品でもオーダー品でも、毎回、首周りと袖丈は測ってもらうことが必要です。とくに首周りは体型の変化が出やすいので、いつでも実寸+1.5~2cmを目安にしましょう。

 ノーネクタイを前提として着るシャツの場合は、襟に高さがあり、襟がしっかりと立つタイプのものがおすすめです。第1ボタンを外してもラフすぎず、知的な印象を失いません。

広く一般的に知られるようになったボタンダウンシャツ。襟先をボタンで留めるタイプのシャツですが、もともとはポロ競技用のシャツとして作られたものでした。本来はカジュアル用であるため、ネクタイ着用には向かないシャツでした。

ところが時代の流れによる変化もあり、クールビズが一般的に浸透するようになってからは、ボタンダウンシャツにネクタイの組み合わせも「あり」となってきました。

ボタンダウンシャツにもいろいろなデザインの襟のタイプがありますが、ネクタイをするのであれば、襟は小さすぎないもので、締めているネクタイで襟に大きな凹凸ができないことは気づかうべきポイントです。

繰り返しますが、ボタンダウンはカジュアル用のシャツです。正式な場ではNGであることを忘れずに着用シーンを選びましょう。わかっていて着くずしているのと、知らずに着ているのでは大きな違いがあります。

年々、ビジネスでの服装のカジュアル化が進んでいます。それとともにデザイン性の高いシャツも豊富にあり、お手頃価格で手に入るようになりました。ですが、ビジネス用として考えるのであれば、凝ったデザインのものや目立つボタン、別布使用の襟などはおすすめしません。デザイン性の高すぎるものは、ビジネス用としてはふさわしくないものがありますので、それを「オシャレ」と混同しないようにしましょう。

【TRY!TRY!TRY!】

1.首周りをはじめサイズ確認
上半身が映る鏡の前でシャツがジャストサイズかを確認。首周りの余裕は、指1本程度ありますか?

2.光沢感のあるなしを比較
何種類かのシャツの素材を見比べてみます。同じ色みでも光沢感のあるなしで見え方が違うことを実感しましょう。

3.新しいタイプのシャツに挑戦
持っていない色のノータイ用の襟高タイプなど、今まで着たことのないシャツを1枚、新調してみませんか?

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